ファニーテニスは、2015年 草野哲司の考案により、愛知県名古屋市で誕生しました。
サーブを打ってゲームが始まり、どちらかがポイントを取るまでボールを打ち合います。
どちらかが先に得点を4ポイント取ると1ゲーム獲得となり、先に4ゲーム取ると勝者となります。
ファニーテニスは、ダブルスのみ。
サーブは、1回のみ。
サーブを打つ人は、両足または片足が必ず床についていないといけない。
サーブを打つまで、レシーブする人以外はコートに入ってはいけない。
体育館競技なので、日差しを気にすることなく楽しめます。
ボールは直径9cmのスポンジボールを使用、ボールが大きいので始めて競技をする方にもすぐに楽しめます。
ファニーテニスは、紳士・淑女が行うスポーツです。
品性・品格・気品を持ち、スポーツマンシップにのっとりフェアプレーで行ってください。
【品性】道徳的基準から見た、その人の性質。人格。
【品格】その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。
【気品】どことなく感じられる上品で気高い趣。
「遊戯の性格を持ち、自己または他人との競争、あるいは自然の障害との対決を含む運動」
「フェアプレイのないところには、真のスポーツは存在しない」
・運動競技で、正々堂々たるふるまい
・公明正大な行為・態度
・ルール:法的安定性の確保、正義の実現、おもしろさの保証
・対戦相手:勝利することをさらに難しくする(自己または他人との競争、あるいは自然の障害との対決)
・勝負へのこだわり:徹底して勝負にこだわる(ただし、勝負の結果にはこだわらない)
・審判:ゲームが公平に行われているか客観的に判断
スポーツは、勝利を目指したゲームなどで、ゲームを成立させるためにもフェアなプレイに徹するのは当たり前
・ルールを守り、対戦相手と審判を尊重する
・全力を尽くして戦い、勝ってもおごらず、負けてもふてくされたりしない
しかし、スポーツにおいては、どうしても勝ちたいという欲求の中で、自分の勝利を難しくするルールや、勝利という同じ目的を持って自分を阻もうとする相手を尊重しなければならないという、相反する難しい状況におかれる。
勝利を目指す極限の中で、フェアなプレイに徹するための揺るぎない心(たましい)が必要とされる
・自分の考えや行動について、善いことか悪いことかを自分で決められること
・自分自身の心に問いかけられたとき、恥ずかしくない判断ができる心(たましい)のこと
行動としてのフェアプレイは、誰が見てもよいと思われる行為です。
一方、フェアプレイ精神は心のあり方によるものなので、他人からは見ることはできません。
しかし、行動と精神は切り離せないもの。だからこそ、この2つのフェアプレイは、スポーツを真に楽しむ上で欠かせないものなのです。
スポーツは、社会で生きる上で必要な力(生きる力・人間力)の育成に貢献するから
スポーツは、身体活動という人間の本源的な欲求に応えるだけではなく、成功や失敗、達成や挫折、競技と共同、喜びと悲しみなど、まさに人間として「生きる」ことの直接的な体験の機会を与えてくれる。それらの直積的な体験を通じて、爽快感、達成感、他者との連帯感などの精神的な充実、楽しさや喜びを感じることができるだけでなく、体力や技能など身体的な能力向上を図ることができる。交通や情報技術などの高度化が、ますます進展することが予想される21世紀社会において、このような直接的な体験の機会となるスポーツ意義は一層大きく、スポーツを楽しむことのできる力は、もはや現代人が身につけるべき「教養」の一つとなりつつある。
・基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決する力
・自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性
・たくましく生きるための健康や体力 など
・社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力
・知的能力的要素:論理的思考力・創造力 など
・社会・対人関係力的要素:コミュニケーションスキル・リーダーシップ・規範意識 など
・自己制御的要素:意欲・忍耐的・自分らしい生き方や成功を追及する力 など